踵(かかと)の痛みご存知ですか?
院長の宮園です。
昨日は大阪マラソンもあり、完走の報告とカラダのケアに来られた患者様が後を絶ちませんでした。
今回の症例は踵(かかと)の痛みです。
アメリカンフットボール、ラグビー、サッカーなどなど、踵の痛みを訴え来院される選手が多くいます。
確認したところ、共通して踵骨下にある脂肪体の炎症でした。
踵骨下にある脂肪体とは?
踵骨の足底面を包み込む皮下組織で、歩行時などに踵骨への衝撃を和らげる作用を持っています。
原因
人工芝のグランドが多く、スパイクの圧迫のストレスによる炎症が起き、踵骨下に痛みが発症したようです。
対処方法
当院では、痛みのあるところだけ治療せず、骨盤調整などで体のバランスを整えます。
次の試合に向けて患部の痛みを緩和させ、練習にも参加できるようにテーピングをしました。
お灸で痛みを緩和させます。
足底部をしっかりサポートします。
アンダーラップなどクッション性のあるものを使用し、できるだけ患部の痛みを和らげます。
最後に踵の動揺を防ぐためにしっかり固定します。
早期発見早期治療と同時に組織の修復ができるようしっかり安静にすることが大切です。
どんな小さなことでもご相談ください。