体力の付け方②

ジュニアアスリートトレーニング担当の出井(でい)です。

前回紹介した
「体力」の種類。

今回はその付け方の紹介。
これはいずれ詳しく説明しないと
いけないことなのですが、

『判断を伴う』運動と
そうでない運動とで分けて行っています。

ラダーのステップや
コーンを置いてステップをしたり、
コーンにむかってドリブルをする
これらの練習はとても大切なものですが、
日本では安易に行われがちです。

シャトルランでいい記録の選手が、
試合の終盤バテてしまう現象に
体力が無いと言ってしまうのは
あまりに横暴です。

やはり普段から
頭をたくさん使って
相手の人数を見ながら動いたり、
パスがもらえる位置に素早く動いたり、
時には囮(おとり)になったりしないと
競技で必要な体力は備わりません。

もちろん
筋肉の持久力や
有酸素能力を
疎かにしろと申してるわけではなく、
全てはバランスですね。

まだまだ測り方も
一般的には広まっていない分野ですが、
少しでも知ってお役に立てられればと思います。