怪我は予防が大切

ジュニアアスリートトレーニング担当の出井(でい)です。

幼少期数え切れないほど人間は転んだり
足首をひねったりして怪我をします。
記憶に無くとも皆さん経験がおありかと思います。

一度大きな怪我をしまうと、
完全に元通りにはなりません。

小さな怪我・・・
例えば小さな擦り傷だと擦りむいてカサブタになり、
跡形も無くなってしまいますが、

広範囲の深い火傷などは、
自己再生した皮膚は綺麗に治らず突っ張りが残ってしまい
可動域や見た目の問題が出てしまう為
皮膚を移植する必要があることも。

骨折も血流が悪い骨は手術をすることがあったり
はたまた固定だけで済んだり。
骨折の大きさや部位で治癒の仕方は異なります。

そんな風に元どおりにならない組織は多々あります。
動かせる範囲や筋力などに影響も出ます。
リハビリで元どおり以上に努力してその経験を生かして
さらにスケールの大きな選手に、と言うケースもあります。

そんなケースは美談化されてしまいますが、
大きな怪我をしないにこしたことはありません。
そうじゃ無いケースの方が明らかに多いです。

(その認識の違いは
治る=元どおりという一般的な認識と
治る=その方にとって必要な機能に戻すという
我々の持つ治癒の認識のズレから生まれます。

捻挫なら足首がゆるゆるになったり、
肉離れならその箇所が上記のような弱い組織になり癖付いたり、
『元通りに治らないケースの方が多い』です。
また怪我の治り方については詳しく書きたいと思います)

そこで、やはり予防が大切なのですが
一番予防には何がいいかというと
「身体能力を向上させること」だと思っています。

そこにはその競技や日常動作によっては柔軟性なのか
急ブレーキをかけられることなのか、異なります。
個人個人苦手な動きも違います。

◽︎止まるスキルがあれば衝突が免れていたかも・・・
◽︎バランスを立て直す能力があれば肩を打っていなかったかも・・・
◽︎着地が上手ければ捻っていなかったかも・・・

当てはまる思い出はありませんか?

ジュニアアスリートでも
怪我予防の為、楽しく動きをよく出来るよう取り組んでいます。
ぜひ一度お問い合わせください。