オーバートレーニングを予防する
ジュニアアスリートトレーニング担当の出井(でい)です。
オーバートレーニングとは・・・?
スポーツ活動などによって生じた生理的な疲労、精神的な疲労が十分に回復しないまま積み重なり常に疲労を感じる慢性疲労状態となることです。
(厚労省HP https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-016.htmlより)
暑熱化などは疲労もたまりやすく、
合宿などもあり環境の変化も多く、
さらに熱中症などと見分けがつきにくいのも問題です。
今回は簡単なチェック項目をあげたいと思います。
◇回復に時間がかかる
◇できることをミスする
◇横になった時と立った時の心拍数の差が大きい
◇頭痛や吐き気
◇著明な筋肉痛
◇息が上がる
◇夕方練習後の体重の減少
(Fry et al 1991 より抜粋)
・・・などなど
もし少しでもあてはまることがあればスポーツに詳しい医療機関へ相談してみてください。
また次回オーバートレーニングについて扱う時は一般的な治療や予防法など、より詳しく書いていきますのでお楽しみにお待ちください!
もちろん治療も有効です。
気になることがございましたら
是非ご来院下さい。
参考文献
競技力向上のトレーニング戦略 テューダー・ボンパ著 尾縣貢、青山清英 監訳
(敬称略)