野球肘と指の器用さ
ジュニアアスリートトレーニング担当の出井(でい)です。
筆者も実は野球で投手をしておりました。
高校から始めたので大したレベルではありませんでしたが・・・
野球肘といえば
肩の柔軟性や肩甲骨、
股関節の柔軟性が関わることは
一般的にも良く言われていますね。
今日は指のお話。
私の場合、肘のリハビリの際は
指の運動を必ず取り入れるようにしています。
実際に肘の内側にある靭帯損傷と
指でものを摘む力(ピンチ力)の関連性については示唆されています。
また、指だけでなく肘の屈伸運動と
前腕の回内外が協調して行われます。
回内、回外とは前腕をひねる動作です。
投球時は目まぐるしく前腕も手首も
繊細に動かしますね。
実は、こういった機能を考えると
単純に手首や肘の可動域だけではなく
グーの時、親指と小指でモノをつまんでいる時、
手首を起こしている時 etc…
いろんな姿勢で見る必要もあります。
肘の怪我ですが
指や手首、前腕なども見てみないといけないんです。
ジュニアアスリートでももちろん肩から手にかけての運動も行っております。
また治療分野でもそういったことを考慮した
リハビリや治療を心がけています。
是非野球肘に悩む方は一度お問い合わせください。