体育の授業と手の使い方

ジュニアアスリートトレーニング担当の出井(でい)です。

先日、垂直跳びのトレーニングをしていると
あることに気がつきました。

腕の反動を使えていなかったり、
脚だけで跳んでいる子が多すぎました。

振っていたとしても手の振りも無茶苦茶です。

ジャンプにも、
縄跳びのように着地した瞬間に
足首などのバネを使い跳ぶジャンプと
立ち幅跳びのような
股関節を大きく使ったジャンプがあります。
(先日記載しました)

スポーツで相手をかわす際、
守備をする際、
腕の振りは相手との間合いを生み出したり
体を加速させたり
バランスをとったり

まさに舵取りを担う重要なものです。

幼少期に必要なトレーニングは
今流行りの身体を固めている風の
プランク?と呼ばれているアレではありません。

スポーツは足腰が大事というのも誤りです。

体育の授業で
鉄棒があったり
マット運動があったり
ハードルそうがあったりすることは
日本において世界に誇れる文化です。
(他国は知りませんが 笑)

まずこれらがうまくできてない人は
優先順位はトレーニングにないと思います。

最近批判されている素走りも、
年代によっては「正しく走る」ためには必要なことです。

まずは体育の授業で習うことが完璧にできていますか?

ここがトレーニングのスタートラインです。